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各用途地域についてご説明する2回目です。前回は、第1種低層住居専用地域・第2種低層住居専用地域でした。
今回取り上げるのは、第1種中高層住居専用地域・第2種中高層住居専用地域です。
中高層住居専用地域とは、3階建て以上の共同住宅が建ち並ぶ住宅市街地、いわゆるマンション街を地域のイメージとしています。
第1種中高層住居専用地域は、ミニスーパーなどの商業施設があるもののマンション等の共同住宅に純化しています。第2種中高層住居専用地域は、一定規模の独立事務所等が多少混在することを想定しています。
第1種中高層住居専用地域では、低層住居専用地域で建築できる用途の建物は全て建築できます。
さらに、低層住居専用地域では禁止されている教育施設のうち、大学・専門学校を建築できます。また、医療福祉施設のうち、病院・400㎡を超える老人福祉センター・児童厚生施設なども建築できます。
また、日常必要な小規模(床面積が500㎡以内かつ2階以下)な店舗・飲食店であれば、中高層ビルの低層階で認められます。
なお店舗用途の業態として、銀行の支店・宅建業等に類する店舗が追加されています。
第1種中高層住居専用地域は、中高層建築物が認められている地域であるとはいえ、住居専用の地域であるという性格上、居住環境を保護する目的にそぐわないような遊興的な色彩の強い用途の建築物は禁止されています。
第2種中高層住居専用地域では、低層住居専用地域・第1種中高層住居専用地域で建築可能な用途の建物を全て建築することができます。
また、第2種中高層住居専用地域では、以下のものについて床面積が1,500㎡以下かつ2階以下であれば建築できます。
独立した一般事務所、一般店舗・飲食店、展示場、自家用倉庫、危険物の貯蔵・処理の量が非常に少ない独立の施設。
なお、危険物の貯蔵・処理施設については、準住居地域内に許容される数量を超えるものについては、全て不可となっています。
■編集後記■━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
6月16日、北朝鮮が開城にある南北共同連絡事務所を爆破しました。朝鮮半島の緊張状態が激化するのは必至です。このような挑発行動はやめてほしいものです。
開城の南側は非武装中立地帯。そこを通る軍事境界線は北緯38度線上に定められたことから、軍事境界線も38度線と呼ばれています。
ところで、38度線は他にも使い方があるのだそうです。「女の38度線」というとか。
私は最近知りましたが、以前から美容業界では使われていたそうです。まあ、女性が38歳になると、もう若くないとか、疲れやすいとか、そういう年齢にさしかかるということで。
私がこの表現をきいたときは「ふーん」と思いましたが、中にはケシカランという人(オッサン)がいるそうです。「拉致被害者に気をつかえ」とか。
だいたい38度線が朝鮮半島の報道でも死語同様です。そこまで目くじらを立てなくてもいいのに。
でもそういうオッサンたちは、17度線とか50度線とか言われてわかるのですかねえ。きいてみたい気がします。38度線よりもずっと前に死語になっていますが。
そうそう、いっそのこと「女の50度線」にすればよかったのに。
https://ameblo.jp/daigotukune/entry-12610928417.html
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