スマートフォンアプリの一つ、LINE。
連絡手段として一般的なものですが、実は不動産鑑定でも使われます。
不動産鑑定には、土地の取引事例が必要です。不動産鑑定士は、所属している都道府県不動産鑑定士協会のデータベースにパソコンからアクセスして、その都道府県内の土地の取引事例を閲覧・ダウンロードできます。
ところが、所属していない都道府県の土地の取引事例については、これができません。その都道府県不動産鑑定士協会事務局に出向いて、パソコンで閲覧する必要があります。
この仕組みが、コロナによって変わりました。事務局に出向くのではなく、パソコンでできるようになりました。
その際に使われるのが、LINEです。LINEのビデオ通話で本人確認を行い、パソコンを操作します。若干の手数料がかかります。
緊急時対応のためとのことですが、普段と同じように作業できるのはいいですね。このまま続いてほしいものです。私は、3月になってここまで3回、他の都道府県の取引事例を収集しました。