昨日、神奈川税経新人会の勉強会に参加しました。テーマは、「インボイス導入と電子帳簿保存法」です。
デジタル化は、世の流れだと思います。しかし、私たちの個人情報がデジタル化されて国税庁のデータベースに蓄積され、しかも私たちはその内容を知ることができないのは大問題だと思います。
さて、不動産鑑定です。このようなデジタル化が進むのかどうか。今のところ、地価公示・地価調査・相続税路線価についての鑑定評価書は、それぞれの関係機関に集約されます。
それ以外の不動産鑑定評価はどうなるか。もしかしたら、全ての評価内容を国土交通省に提出しなければならなくなるのかもしれません。
デジタル化によって便利になる一方で、情報統制が強化されることに、私は懸念があります。